私たち日本人にとって「なまこ」はあまり食生活に馴染んでいません。

どちらかというと、「げてもの」に属する食べ物として敬遠されていると思います。

しかし、姿かたちがグロテスク(なまこにごめん!)だと思うのは、食習慣にないのが理由で、

「いか」や「たこ」のほうがもっとグロテスクだ、と思う人も海外には沢山います。

さて、その「なまこ」、とくに大連周辺の特産である「まなまこ」という種類は、

「超ウルトラスーパー」といっても大げさではないほどの、優れものです。

さまざまな研究や実験結果がデータとしてあらわしているように、この「まなまこ」、

決してあなどるべからずです。これからは、超健康食品として「まなまこ」を食するよう

私たち日本人も努力!?しましょう。

 

 「まなまこ」の栄養成分 (中国社会科学院瀋陽生態所の実験データ)

高たんぱく質(55%以上)、18種類のアミノ酸(内、8種類は人体が合成できない必須アミノ酸)、
リン、鉄、ヨード、亜鉛、セレン、バナジウム、マンガン他の多様な元素、ビタミンB1、B2、E、K、PP
など多種類のビタミン類、コンドロイチン、ダルタチオン、まなまこグリコシド、タウリン、ニコチン酸、
SODなどの生物活性成分を含む50種以上の天然栄養成分の宝庫です。

 各種栄養成分の働き

アミノ酸:
「まなまこ」のアルギニンは男性精子細胞の主要成分になり、ホルモンを調節する効果があります。
脳疲労回復と記憶力の改善にも効果があります。

まなまこ脂肪酸:
「まなまこ」脂肪酸に含まれるAAおよびEPAは体内の脂質代謝を調節し、脂肪の絶対量と相対量を
下げる著しい効果があります。その結果、血糖、血脂、コレステロール値を下げる働きをします。

まなまこ粘多糖類:
1.腫瘍の成長と転移を阻害
2.免疫力を調整し、薬物に起因する免疫力低下を改善
3.血粘度を効果的に下げ、血栓の形成を抑える
4.コバルト60照射に対する保護作用があり、造血効果を高める
5.炎症を抑え関節炎などに高い効果
6.肌の水分を保ち、老化防止に作用

タウリン:
脳など重要器官の成長発育を促進し、視力保護や小児の大脳発育に効果。
血小板の集合を抑え、高血圧と高血脂に効果。他に胆結石を防ぐ効果があります。

コンドロイチン:
血液の凝固を防ぐ作用がある。冠状動脈の硬化、高血圧、狭心症、心筋梗塞、ストレプトマイシンが
起こす障害症を改善。炎症を抑え、偏頭痛、熟年層の肩こり、腰痛などにも効果。長期使用による
副作用もありません。

まなまこサポニン:
1.腫瘍細胞の成長を抑制する
2.組織細胞の老化を抑える
3.免疫力の調整能力がある
4.骨髄赤細胞の成長を刺激し、再生不良性貧血の改善に明らかな効果がある
5.抗疲労作用がある

まなまこコラーゲン
1.まなまこ蛋白は、グリシン、プロリン、リジンなどで表されるコラーゲンが主体。これまでの研究で
  これらが造血やカルシウムの吸収に役立つ物質であることが証明されている。
2.まなまこコラーゲンの栄養素はきわめて高い。
3.腫瘍や炎症を防ぐ活性効果がある。
4.免疫システムを通して動物移植瘤の成長を抑える。

SOD(スーパーオキシドディスムターゼ):
体内の余分な活性酸素を取り除き免疫力を高める。老化防止に効果。糖尿病に対し明らかな
回復作用があります。女性の生理周期を調整し更年期を遅らせることができます。

まなまこ腸卵の栄養成分:
まなまこ腸卵には体壁と同じようにたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの活性物質を含まれます。
もっとも著しい点は、核酸とバナジウムの含有率が通常の体壁に比べ3倍以上あること。
その滋養強壮と老化防止効果から「千金に値する」と言われますが、春先の産卵期に
ほんのわずか、120キロの「まなまこ」からわずか1キロ程度しか取れない極めて貴重な存在。

 神秘的ななまこの生命力

「まなまこ」は外部から刺激を受けると、自分の内蔵を全て排出し脱出してしまうことがあります。
しばらく経つと、また新しい内臓が再生されるからです。また、体を二つ、三つに刻まれても、
その傷を自分で治し、3〜7ヵ月後には、それぞれが新しい固体になります。こうした現象だけでも
なまこの再生能力と修復能力の強靭さが分かります。現在では、さまざまな実験から、なまこで
人体の傷の修復再生が出来ることが分かっています。

生命力の極めて高いなまこは、酸素のないところや土砂の中に数日もぐっていても、ピンピン
しています。なまこは病気にかからないといわれますが、酸素欠乏に対する能力と病気に
対する 免疫能力の高さを証明しています。

「まなまこ」が珍重されるのは、多くの効能、効果があるからですが、このことは「まなまこ」の
体内に含まれる「まなまこ多糖類」と密接な関係があります。現代医学でも、「まなまこ多糖類」が
極めて優れた抗癌作用や免疫力増強作用を持つことが判明しています。

 古代中国の古文書によると

中国古代医学の名著『五雑俎』では:
「海参(なまこ)は遼東の海辺にある。その性は温補で・・・人参に匹敵し、ゆえに、海参という」
と記されています。(遼東とは大連周辺を指します)。なまこは海の珍味八選とされ、なかでも
「まなまこ」は最高級品とされていて、その他のなまことは比べられないほどです。

『本草綱目拾遺』では:
「腎の精を補し、髄を益す。痰とよだれを取り除き、小便を調整し、血を生成し、人体の陽気を
強壮する。潰瘍の表面の虫毒を取る」とされています。

『本草従新』では:
まなまこは「腎を補い、精を益し、人体の陽気を強壮にし、肢体と筋肉の弛緩、脱力を治療する」
と書かれています。

清代の『随息居飲食譜』では:
「なまこは滋陰補血、壮陽、燥証滋潤、月経調節、胎児滋養、生育順調と、産後、病後、衰弱後、
勃起不全による不妊の全てに良い。豚肉、羊肉、ハムと煮込んで食するのがよい」とされています。

『薬性考』では:
「火を降ろし、腎を滋し、腸を通し、燥証を潤す、疲労と疾病を除く」とされています。

『本草求原』では:
なまこは「五臓を潤し、精を滋養し、水気を下行させて利尿する」と記されています。

大連海晏堂生物有限公司は、汚染されていない大連周辺の海で三年以上育った、新鮮な
生きたままの『まなまこ』だけを厳選して原料としています。

国際標準に基づいた厳しい衛生管理の下、最新式のフリーズドライ(真空凍結乾燥)技術を
駆使して加工・生産しています。フリーズドライ製品の特長をいかし、栄養成分と生物活性を
そのままの状態に保ちます。

超音速ジェット粉砕技術により、各種栄養成分の細胞壁を粉砕処理し、超微細な粉末に
仕上げることで、人体への吸収率および吸収スピードを大幅にアップさせました。
ドイツ製のミクロ粉砕システムによる超微細粉は2000メッシュ以上まで粉砕可能です。

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自然健康食品です。